2007年6月24日日曜日

北欧5日間の旅 〜 ストックホルム(その3)


6月13日。今日は小旅行の最終日。
午前中は、ホテルの裏通りにあるストックホルムでも有名なKlara kyrka(クララ教会)の前を通り、メインストリートへ出て街並をチェックする事にした。

まずは昨夜も行ったスウェーデン最古の
老舗デパート、NK(エヌ・コー)。
創立100年以上経っていて、
スウェーデン王室御用達だとか。
高級ブランド品はもちろん、スウェーデンやフィンランド製のお土産に的したグッズが置いてある。中でも、Design House Stockholmのブティックは、かわいいテキスタイルやインテリアグッズがあって、おもしろかった。
NKのすぐ近くにあるStockholms stadsteaterでは、長靴下のピッピの著者
アストリッド・リングレンの展示会が開かれていた。興味があったので入ってみると、ほとんど著者のポートレイト写真だけで、長靴下のピッピなどのイラストはなかった。でも、一つだけ… 著者が描いたと思われる、ピッピの原画があった。子供が描いたのかな?と思う位のあどけない絵だったが、反対に新鮮に感じた。

その後、近くのショッピングセンターに入り、ホットサンドを食べ休憩した後、
王立公園を抜けて、ガムラスタン方面へ向かう事にした。王立公園周辺はベンチに座ってリラックスするローカル達や、子供連れの親子などで賑わっていた。
オペラハウスや王宮の前は、ツアーバスから降りてきた大勢の観光客達が写真などを撮っていた。
私達も王宮を見学しようか迷ったが、母がガムラスタンでのショッピングを優先したいと言ったので、真っすぐガムラスタンへ向かう事にした。
前日と反対方向から入ってきたせいか、昨日見かけなかった店を何件も発見し、母が大変喜んだ。
日本で購入したガイドブックに載っていた、ストックホルムで一番カワイイかも知れないという子供服の店やクラフトやアンティークの店の数々が並んでいた。
中でも母がとても気に入ったのは、ダーラナ地方のアンティークの店。
店の外には品の良いファニチャーと共にアンティークの織物がディスプレイされていた。
母はスウェーデン織りを学んでいたせいか、すぐにスウェーデン織りだとわかったらしく、数枚気に入った織物を購入した。これ以上満足行く買い物はない、遥々来たかいがあった、と何回もうれしそうに言っていた。
歩き疲れたので、アイスクリームパーラーで一休みしていると、
街の中心部にあるドイツ教会(Tyskakyrkan)から鐘の音楽が聞こえてきた。
曲名は
ケ・セラ・セラ。人生、なるようになるさ〜♪という、なんともeasy goingで元気がでる歌。
今回の母との旅にピッタリくるテーマソングの様に聞こえた。

休憩の後、さらに街をグルグルまわっていると、ノーベル賞博物館を見つけた。
近辺にはレストランやカフェがあって、固い感じは全くしなかった。

時間を見ると、すでに4時半を過ぎていたので、ゆっくり中央駅に戻ることにした。中央駅で預けていた荷物をコインロッカーから取り出し、再びアーランダ・エクスプレスに乗って空港へと向かった。少し慌てて空港に着いたものの、コペンハーゲン行きの飛行機の出発時間が遅れ、時間を潰さなくてはならなくなった。
まだ夜の8時半だというのに、レストランは閉店してしまっていて、食事をする場所がなかったので、仕方なくKioskで買ったパサパサのサンドイッチを食べた。
お湯で出来るおにぎりをもっと持ってくればよかったね、と母とシミジミ後悔した。

21時06分。やっとコペンハーゲンへ出発。
飛行機の窓の外はまだ明るく、美しい景色と雲が見えた。

さようなら、ストックホルム。また会える日まで!

ホテルのすぐ裏にあったクララ教会。


王立公園

王宮




母がガムラスタンで買った、ダーラナホース柄のトート

NKオリジナルの箱入りチョコレート

母が見つけたダーラナ地方の織物。
丁寧に織られていて、色合いが本当に奇麗。



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

河(?)の写真綺麗!
あそこでいつまでもぼんやりのんびりしていたい感じですね(o^o^o)
スウェーデン織り、素敵なのがあってよかったですね☆
お気に入りの商品を見つけられると長旅の苦労も報われますね。.:*・゚☆
今回の旅行はいっぱい素敵な想い出出来ましたね!

E.M. さんのコメント...

景色、とてもよかったよ♪
でも、お母さんが鳥大嫌いなので、ベンチとかにはゆっくり座れなかった(汗)

今回の旅行は、雑貨などを観て回るのが目的だったので、お母さんも満足できたのではないかなぁ。
とても楽しい旅行だったので、是非また行きたい!!